マレジラ通信/マレーシア生活あれこれ

マレーシアでの普段の生活、美味しいお店や料理、役立つ情報を発信中!

【マレーシア移住】現地での仕事って実際どんな感じ?

こんにちは!

ムクミンです。

 

 

昨日(2/16)マレーシアの行動規制(MCO)の3月4日までの延長がセランゴール州ジョホール州、ペナン州、クアラルンプールで決まりました。

「あと二日で解除かな~」と思ってましたが甘くありませんでした。

新規感染者数が減少傾向にあるので「もうひと踏ん張り!」といった感じでしょう。

 

 

今回はマレーシアでの仕事について僕の経験から実際どんな感じなのか、どうやって探すのかなどについて紹介したいと思います!

 

 

僕は現在、外資系OTA(オンライン旅行会社?)で働いています。

業務形態はコールセンターですがB to BなのでB to Cのカスタマーサポートのような厳しさはありません。

前職は日系専門商社のマレーシア支店の営業として働いていました。

 

 

マレーシアへ移住したい!」「海外で仕事がしたい!

と思っていても実際に仕事が見つかるか不安ですよね?

 

 

大丈夫です!

 

 

恥ずかしながら僕は高卒ですが外資系の会社で働き

家族5人で暮らせるだけの給料をいただいています。

 

 

マレーシア、海外で働きたいけど不安」「どんな感じか知りたい!

という人の参考になれば幸いです!

 

 

 

 

マレーシアでの仕事の探し方

 

 マレーシアでの仕事の探し方は主に2種類です。

  1. リクルート会社に登録し紹介を受ける
  2. 企業のホームページから直接申し込む

 

もしマレーシアに知り合いなどがいるのであれば、その方から紹介してもらうのも一つの手でしょう。

僕も専門商社の場合はリクルート会社の紹介で面接し、受かりました。

そして今の仕事はその企業で働いている知り合いに紹介してもらいました。

 

リクルート会社毎に特色があるのでいろいろとリサーチして登録するのが良いです。

語学不要だったり、あまり英語が得意でなくても採用している企業もあるので、自分の英語力が不安な方はそういった企業を探してみて下さい。

今だと日本で在宅勤務からスタートで採用してくれる企業もあるようです。

 

 参考までにマレーシアのリクルート会社をいくつか載せておきます。

 

JAC Recruitment

www.jac-recruitment.my

 

リクルート

sakura-r.net.my

 

 ・KL WING

recruit.jobsearch-asia.com

 

マレーシアで働くメリット、デメリット

 

 今まで暮らしてきた環境とは全く違う場所で働くのは勇気がいることです。

人生の一大決心になり得るイベントなので、失敗はなるべく避けたいはず。

そんな方たちに僕が思う「マレーシアで働くメリットデメリット」についてお伝えします。

 

 

メリット

  • 海外で働いていたという経歴が出来る
  • 企業の現地採用で入社した後、頑張り次第で本社登用の可能性がある
  • 働きながら語学、その国の文化が学べる
  • 休暇に周りの東南アジア諸国に安く旅行できる
  • 日系の企業に入社した場合、取引先の企業の上層部に顔を売れる
  • 物価が安いので日本よりいい暮らしができる

 

パッと思いつくのは以上の6つです。

それぞれの理由は

 

”海外で働いた経歴が出来る”

 これは当たり前のことですが、日本での転職の際などに自分のアピールポイントに出来ます。

 

”企業の現地採用で入社した後、頑張り次第で本社登用の可能性”

 マレーシアには日本でも有名な製造業、商社がいくつもあります。そういった企業に現地採用で入社し頑張れば本社登用をしてくれるところもあるので、それを条件に探すのも良いでしょう。

また、マレーシアには日本人が沢山いるわけではないので、「マレーシアに来れる」、「既に現地にいる」日本人は割と重宝される傾向にあります。

 

 ”働きながら語学、その国の文化が学べる”

 マレーシアで主に使われる言葉はマレー語と英語です。普段の生活では英語が必要になってきます。マレーシア人が話す英語はかなり癖がありますが、生活で聞いたり、話す機会が日本にいるより断然多いので自然と英語も話せるようになります。

また、マレーシアはマレー系、中華系、インド系の3つの人種から成る他民族国家なのでそれぞれの文化や食事を楽しめます。

 

”休暇に周りの東南アジア諸国に安く旅行できる”

 マレーシアはタイとシンガポールの間にある国です。シンガポールには飛行機で3,40分タイのバンコクにも2時間ぐらいで行けてしまいます。

コロナ渦の今は難しいですが、週末に近隣諸国に気軽に安く旅行に行けます。

 

”日系の企業に入社した場合、取引先の企業の上層部に顔を売れる”

 上で述べたようにマレーシアにいる日本人の絶対数は低いです。ただ日系の企業の場合管理職はほぼ出向の日本人です。

すべてのマレーシア人の社員という訳ではありませんが、やはり日本人のように真面目に丁寧な仕事をする人はあまり多くありません。

そういった状況だとスムーズに日本語でやり取りできることもあり、新入社員であっても相手先の課長や部長レベルの人の対応を任せてもらえたりします。

仮に本社登用になり、日本で働く機会を与えられた場合その時の経験やコネクションが生きてきます。

 

”物価が安いので日本よりいい暮らしができる”

 マレーシアの物価は日本の約3分の1と言われています。家賃も食事も日本に比べるとかなり安いです。

給料も日本人のような外国人の場合、企業は最低でもRM5,000(約13万円)を支払わなければいけません。

「たったの13万円!?」と思うかもしれませんが、一人、二人で生活するのであれば十分です。

5人家族の僕の1か月のおおよその出費や住んでいるコンドについてまとめた記事があるので参考に読んでみて下さい。読んでみれば「何とかなりそうだな」と思ってもらえるはずです。

shuhei-mukmin.hatenadiary.com

 

 

長くなりましたが以上が僕が考えるマレーシアで働くメリットです。

続いてデメリットについて

 

 

デメリット

  • 怪我や病気をしたときに苦労する
  • マレーシアの労働環境や習慣に慣れ、日本の環境についていけなくなる
  • コロナのようなことが起こると身動きできなくなる
  • 事故に巻き込まれたり、起こすと処理が大変

 

以上が僕が考えるマレーシアで働いた際に起こり得るデメリットです。

それぞれ理由は

 

”怪我や病気をしたときに苦労する” 

 日本と違い風邪薬などの医薬品はあまり売られていません。クリニックに行っても基本 日本語は通じないので病状などを説明するのに苦労します。

 

 

 ”現地の労働環境や習慣に慣れ、日本の環境についていけなくなる”

 マレーシアの人は”せかせか”してません。仕事もゆっくりな人が多いです。適当に仕事をしても何とかなってしまう場合も多くあります。

そういった環境で働いているとその状態が当たり前になってしまい、その感覚のまま日本へ帰国すると環境の違いについていけず苦労してしまう人達もいます。

 

 ”コロナのようなことが起こると身動きできなくなる”

 冒頭でも書きましたがマレーシアは現在行動規制が施行されています。規制が厳しい時は生活必需品を販売しているお店や医療系、食べ物もデリバリーのみの営業でとても不便です。

移動も気軽に出来なくなり、日本に帰るのも自主隔離などで大変です。

 

”事故に巻き込まれたり、起こすと処理が大変 ”

 マレーシアは車社会です。道路を走る車やバイクの数がとても多く、信号も日本のように多くないので事故がよく起こります。

また、マレーシア人は事故が起きた場合なるべく示談にもっていこうとします。(保険の等級や届け出が煩雑な為)

相手がぶつけてきたのにも関わらず逆切れする輩もいます。

こっちがぶつけようものならここぞとばかりに吹っ掛けようとしてくる人もいるので対応が大変です。営業の仕事に就くと車で相手先まで行かなければイケないので注意が必要です。

 

日本でも起こり得ることではありますが、マレーシアで働く際は上記のようなデメリットが起こり得るので参考にして下さい。

 

 

実際働いている僕の感想や待遇面について

 

 僕の場合、外資系で現在働いていますが労働環境には割と満足しています。

 

役職の上下関係なく意見や質問もしやすい環境、仕事と自分の生活のバランスも取りやすい、有休も消化が当たり前で長期の休暇も簡単に取れます。また、会社のイベントも沢山あり、ほかの部署の人たちとも仲良くなる機会が多いです。

 

待遇については正確な数字をお教えするのは憚られますが毎月RM7,000以上(約183,000円)でボーナス、昇給は年に一回パフォーマンスベースで支給されます。

その他に自分と家族分の保険の付与、スポーツ用品やジムの会費、飛行機代含む旅行費用を決まった額まで請求ベースで支払ってもらえます。

 

 

 かなり長くなりましたが、以上がマレーシアで実際に働く僕からマレーシアで働くことを検討している方に伝えられる事です。

この投稿によって少しでも参考になれば幸いです。

 

 

この他にマレーシアでの生活や移住に関して質問などがあれば気軽にコメントをして下さい!

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!