マレジラ通信/マレーシア生活あれこれ

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【役立つ】マレーシア移住で知っておくべき事 ③運転、移動手段編

こんにちは!

ムクミンです。

 

 

最近マレーシアは乾季に入り毎日とても暑いです。

特に昨日は暑く日中で34度もありました。

こんな暑い日々は家のプールに入ると最高なんですが、

自分の住んでいるコンドはコロナ感染防止の為

残念ながらプールの使用を禁止されています。

 

 

入れないプールをベランダから眺めながら日々過ごしています。

 

 

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マレーシアは車社会です。現在マレーシアの人口は約3,300万人

それに比べて登録されている車(バイクなども含む)の台数は

なんと3,120万台(2019年時)もあります。

 

 

国民一人1台ぐらいの勢いですね!

今回はマレーシアでの運転の注意点や移動の方法についてご紹介いたします!

 

 

 

交通機関の種類

 

どこに住むにしても移動手段は必要不可欠ですよね。

マレーシアではどのような移動の手段があるかご紹介します!

 

  1. バス:無料バス(GO KL City Bus)、市バス(Rapid KL)など
  2. 電車:モノレール、LRT、MRT、KTM、KLIAエクスプレス
  3. タクシー:メータータクシー、配車サービス(Grabなど)

 

無料バス(GO KL City Bus)

GO KL City Busはクアラルンプール中心部で運行しているピンク色の無料バスです。

Green Line、Purple Line、Red Line、Blue Lineと4つの路線が色で分かれています。

また、無料WiFiも完備されているので市内を観光する場合にとても便利です!

 

市バス(Rapid KL)

KL市内、その周辺の地域で運行している市バスです。

降りる区間(Zone)によって運賃が変わります。

安くて割と便利なのですが、慣れていない外国人には難しいです。

なぜなら

  • 乗るときは手を上げてバスを止めないといけない
  • 路線が分かりにくい
  • 社内アナウンスが無い

僕も初めて来たときは運転手に目的地まで行くか聞いて乗っていました。

難易度が高いのであまりお勧めしません。

 

モノレール 

 KL Central駅からTitiwangsa(ティティワンサ)駅まで運行しています。Bukit Bintang(ブキビンタン)にも駅があるので観光や買い物の際に使えます。5~10分間隔で来るので便利です。

 

LRT (Light Rail Transit System)

 KL市内と市街を結ぶ電車です。車内も清潔で空調も効いており快適です。

 

MRT(Mass Rapid Transit System) 

 2017年に開通したばかりの新しい電車です。

Bukit Bintang(ブキビンタン)からチャイナタウンや国立博物館に行くことが出来ます。

 

KTM 

 KTMはKeretapi Tanah Melayuの略称でマレー鉄道のことを指します。

深夜特急で有名な沢木耕太郎も乗ったあのマレー鉄道です。

僕も沢木耕太郎に憧れてマレーシアからバンコクまで電車で旅行しました。

KLからモヤシやチキンライスで有名なイポー、ペナン行きのフェリーやタイ行きの電車が発着するButterworth(バタワース)にも行けます。

 

 メータータクシー

 赤と白の車体のセダンタイプと、青い車体のMPVタイプがあります。

MPVタイプのほうが社内が広く快適なのでセダンタイプに比べて運賃が2倍ほど高いです。親切な運転手もいますが、観光客相手にぼったくろうとする運転手もいるので注意が必要です。

最近は配車サービスが普及してきているので、タクシーの数も減ってきています。

 

配車サービス(Grabなど) 

 携帯のアプリで目的地を入力すると運賃が表示され近くのドライバーが来てくれます。

英語がうまく話せなくてもアプリで目的地を入力すればいいので説明不要です。

雨が降ったりピークの時間になると運賃が高くなります。

 

 

以上がマレーシアで自分の車が無い場合に利用できる移動手段です。

僕の経験から話すと車が無くても上記の移動手段を利用すれば生活できますが、やはり車があった方が時間を気にせずどこにでも行けるので便利ですね。

 

免許を取りたいけど

 

「どうやって取ればいいの?」

「必要書類は?」

「幾らかかるの?」

 

という方たちの為に

次の項ではマレーシアの免許証や取得について簡単に紹介します。

 

 

免許証について

 

マレーシアでは日本の免許証を持っていればマレーシアの交通局(JPJ)で申請することによってマレーシアの免許証を取得することが出来ます。

もちろん国際免許を事前に取得してマレーシアで運転することもできますが、期限が1年なのでそれ以上マレーシアに滞在する場合はマレーシアの免許証を取得する必要があります。

 

マレーシアの免許を取得する際に必要な書類

  • 日本の運転免許証(原本とコピー)
  • 日本の運転免許証の翻訳証明書(日本大使館が交付したもの)
  • パスポート(原本と写真のページ、ビザページのコピー)
  • 写真(縦3.3cm×2.5cm)1枚 ※背景が白のもの
  • 申請書(窓口でもらえます)

免許取得費用

費用は有効期限によって変わります。1年だとRM60(約1,500円)、2年だとRM120(約3,000円)といったように1年ごとにRM60増えていきます。

また、免許証の有効期限はビザやパスポートの有効期限以上の期間での申請はできません。

JPJはいろいろな場所にあるのでGrabなどの配車サービスで最寄りの場所に行くのが良いでしょう。

申請書に関しては窓口の職員に聞けば、どこに何を書けば良いのか教えてくれるので簡単です。

 

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マレーシアの免許証

参考までに僕の免許証を載せておきます。

黒で目隠しをしているので犯罪者みたいですね。笑

 

 

マレーシアで免許を取得することが出来たら次は運転ですね!

次の項ではマレーシアでの運転の注意点などについてです。

 

 

マレーシアでの運転で注意すること

 

マレーシアは日本と同じで左側通行で車は右ハンドルです。

海外のように右側通行、左ハンドルではないので日本人でも運転できます。

しかしながら冒頭で述べたようにマレーシアは車が沢山

事故や渋滞が頻繁に起こります。

 

 

また、マレーシア人は歩くのはゆっくりですが

車になると乱暴な運転をする人が多いので気を付ける必要があります。

突然の車線変更や道を間違えてバックをするなどとんでもない運転手

ものすごいスピードですり抜けるバイクなど危険でいっぱいです。

マレーシアでは「かもしれない運転」を心がけましょう。

 

 

あと、個人的に覚えておいた方が良い事としては

ロータリー(Roundabout)の進入方法です。

日本でロータリーと言えば駅前などによくありますが

そのほかの場所ではあまり無いと思います。

 

 

マレーシアではそのロータリーが至る所にあり

交通量も多いので進入の仕方が分からないと立ち往生してしまいます。

 

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このように行きたい方向によって取る車線が違います。

9時、12時方向に行きたい場合は左車線

3時、6時方向に行きたい場合は右車線です。

慣れるまで時間が掛かりますが、進入方法を覚えておくと役に立ちます。

 

 

以上がマレーシアでの運転時の注意点です。

 

 

事故に巻き込まれた、事故を起こした場合

 

どんなに気を付けて運転していても

自分の運転だけでは事故を100%防ぐ事は出来ません。

僕も以前携帯を操作しながら運転していた車に当てられたことや

タクシーにぶつけられたことがあります。

 

 

そんな時の為に対処方法をご紹介します。

 

 

マレーシア人の多くは事故を起こすと

示談を持ち掛けてくることが多いです。

保険の等級が下がったり、届け出が煩雑なせいもありますが

示談でぼったくったり、示談金を修理以外の事に使うために持ち掛けてくる人もいるので注意してください。

 

警察に届ける場合は下記を記録しておく必要があります。

  • 発生日時と場所
  • 事故の状況
  • 相手方の住所、氏名、電話番号、勤務先、免許証番号、IC(身分証明書)番号、車のナンバー
  • 自分と相手方の車の破損箇所の写真

相手の免許証、IC、車のナンバーなどスマホで撮影しておくのが良いです。

 

 

警察への届け出は事故発生から24時間以内に行う必要があるので注意しましょう。

保険金請求の際にPolice Investigation Reportが必要になるので示談を行わない場合は忘れずに届け出ましょう。保険会社に連絡するのも忘れずに。

 

 

 

相手の出方次第や自分の過失の有無によって違いますが

基本的に強気で話すのをお勧めします。

残念ながら素直に自分の過失を認める運転手は少ないです。

 

 

警察に届け出ると事情聴取が行われ双方の過失を決めます。

ここで曖昧な答えや主張をすると

自分に不利になってしまう事もあるので気を付けてください。

 

 

長くなりましたが以上が

マレーシアの移動手段、免許の取得、運転の注意点です。

 

 

この他にマレーシアでの生活や移住に関して質問などがあれば気軽にコメントして下さい!

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!